バイカル湖観光は、まだオフシ−ズン。その為、地元の路線バスを兼ねたマイクロバスに乗って1時間。10数人いた
乗客は途中乗り降りも多かった。バイカル湖到着すると、途端に突風!観光どころではなくス−プと魚フライを食べて
早々に引き揚げた。観光バス1台停車していたが、湖上船が走るのを見て、春は、まだまだ遠しを実感した。
Bハバロスク4月10日0:07(16:00)ウスリスク〜665km)
人口60万人の街。ロシア極東部の経済文化の中心地。外気温ー15°C、暗い中牡丹雪が積り、
プラットフォ−ムにも積雪あり。ここでは、長い間 停車?の為か大幅に時間遅れがあったようだ。
ロシア旅行は【バウチャーシステム】となっている。観光でロシア入国の場合、「観光ビザ」を取得しなければならない。
ビザ取得するには、【バウチャー】が必要となる。
【バウチャー】とは、滞在都市・宿泊ホテルを予め決め、交通機関の切符の手配、それら全ての事前手配が完了した
ことを示す書類のこと。ホテル〜空港や駅の送迎、市内観光、ガイド観劇の切符、レストラン予約まで全て含む。
『シベリア鉄道』は、ウラジオトスク⇔モスクワ間(9259km・時差7時間)を走る世界一長い鉄道。
代表的な列車、「ロシア号」を始めとして、隣接する中国・モンゴル・CIS・欧州とを結ぶ国際列車が数多く走り、
物流ル−トとして、ロシアの輸出に関わる30%を担う、ロシア経済の重要な役割を持つ世界最大の鉄道網である。
「ロシア号」は、5つの時間帯を7時間の時差を埋め、6日間と2時間走る。(駅の時計は全てモスクワ時間表示。)
私たちはイルク−ツクで途中下車し2泊。バイカル湖散策2日後に再乗車し、鉄道の旅を2区間に分けて楽しんだ。
今回の、途轍もなく長い、『シベリア鉄道』の旅の発端は、LSCのTさんの声かけから始まった。
それまで、シベリア鉄道どころか、ロシア旅行でさえ、ツア−で行く旅と思い考えた事もなかった。強いて思い起こせば、
若かりし頃、バイカル湖への船の旅に憧れがあった程度だった。
しかし、縁とは不思議なもの。たまたま忘年会での席の会話で、『シベリア』という地に魅かれ、時期は、4月に約2週間。
人数は6人〜8人位と話が盛り上がり、そして、同じ席にいたYさんと私達夫婦合わせ、4人の参加者が即決定した。
旅の企画が決まり、早速、図書館から本を借りてきて準備が始まった。
個人的には、「何でシベリア鉄道?」「寒いのは嫌や。サンクトぺトルブルグには興味ある。」という、不満の声もあり、
シベリア鉄道の旅の後には、モスクワ観光、そして、更に、サンクトペトルブルグまで足を伸ばすことに決めた。
しかしながら、個人旅行向けの本である、「地球の歩き方」を読むと、『ロシアは、個人旅行は不可』と書いてある。
今まで、何度か自分で旅の企画を練り、安い航空券を探すことも難しいことではなかった。
しかし、調べるうちに、(やはり、ロシア・シベリア旅行は、個人旅行は無理?)旅行社がセットしたツア−でなければ?
と思わざるを得ない情報が多々あったが、結果、個人手配旅行の運びとなった。
シベリア号の案内
ロシア号・列車には、生活するのに
必要最小限度の設備が整っている
いよいよ旅立ちの日、ロシア語が、キリル文字が読めないと不安材料も多かった。しかし、4人いると心強い。
4月9日、伊丹空港出発。成田でのトランジットを経て、ウラジオトスクまでは2時間、ヨ−ロッパへの空の旅。
こうして、私達にわか結成4人グル−プの旅が始まった。
ー旅の行程ー
鉄道の{e-チケット}
モスクワとサンクトのホテルも e-チケットに
現地旅行社発行のバウチャー⇒ビザ申請へ
バイカル湖観光
ウラジオトスク駅舎
※ 注意事項として
@ビザ申請は個人でも可能だが、予約確認書、バウチャーがなどの記載内容にミスが有る場合、ビザ申請を旅行社に
依頼した時は(旅行社で代行取得可)これらの確認作業は旅行社の手によって行われる。
(と、言うことは、個人でビザ取得した場合は全て?個人の責任になるらしい。)
A旅の行程、列車乗車・宿泊等はバウチャ−の記載通りに進めること。
旅先の知人宅や他の宿泊施設変更不可。列車が遅れたり台風や事故などで日程変更の場合、現地旅行社に
連絡し、ビザの延長が必要な事もある。もし、現地で何らかの(ガイドやホテル・鉄道など)トラブルがあっても、
日本出発時点から旅行社は一切関しない。全て、現地の旅行社と個人で英語で交渉することになる。
(※2005年頃の古いブログにだが、宿泊したホテルが発行する、『滞在証明』に、宿泊日が間違って記載され、
列車に乗る段にひと悶着あり。言葉も通じず、あわや列車に乗り遅れる?場面もとあった。しかし、現在鉄道の
切符は、e-チケットになっており簡略かされていた。以前は、ガイドや宿泊するホテルから受け取っていたようだ。)
旅の費用 始めの見積りでは、<モスクワ1泊、サンクトペトロブルグ3泊の延泊もない旅程>で、
成田発着航空券、ガイド付き(ウラジオトスク2泊・イルク−ツク1泊・モスクワ1泊の送迎とモスクワ1日観光)
食事付きで、約57万円と、とても手の届く内容ではなかった。
その為、@ガイド・食事は不要。Aビザは自分達で取得。Bモスクワ1泊を2泊に延泊Bサンクトペトロブルグ3泊
C東京の旅行社は、大阪⇔成田間の航空券取り扱いがなく、個人で購入する旨了解を得て、関西発着便を取得。
結果、旅行社見積りより、成田発着⇒大阪発着変更にも関わらず、4,490円安価に、101,650円で購入出来た。
4月9日ウラジオトスク出発⇒
女性
レ−ニン像は
あちこちに
線路沿いの川 分厚そうな氷
Hイルク−ツク4月13日01:24(06:24)
AM7時ホテル到着(タクシー2台で・1台400ル―ブル)閑散期だからか直ぐにチェックインしてくれ、朝食も
2日後の列車は、先ほど下車したのと同じ時刻に乗るからか、朝食を2日間のどちらにするか選ばさせてくれる。
三日ぶりのシャワ−と洗濯を終え、後、ゆっくり朝食を摂る。
フロントには女性1名、バウチャーは見せるだけで、パスポ−トも直ぐに返却あり。
部屋に入ると、目の前はバイカル湖に流れるアンガラ川。対岸はイルク−ツク駅、街を散策後、明日のバイカル湖行き
バスの下見に行く。観光案内所を見つけ、バイカル湖行きのバスを聞くと、始め。ホテルまでピックアップに来て、そのまま
バイカル湖まで連れて行ってくれると言う。しかし、直ぐその後、バスは6月〜の遊覧船が動くようになってからと判明。
インフォメ−ションでは、私達が久しぶりの客だったらしく、一緒に記念撮影?して、10時発のバスがあると教えてくれた。
ウラジオトスク空港到着
1、成田16時出発(予定13時40発)⇒ウラジオトスク18:50分到着(予定19時20分)
日本とウラジオトスク時差1時間。入国審査はスム−ス。空港からアエロエクスプレス鉄道便(最終便20時04分)
又は、ミニバスでホテルへ向かう予定していたが、入国審査を待つ間、シベリア鉄道4回目というOさんから、出発直前、
「列車の便はなくなった。」と、旅行社から連絡受け、急遽迎えのガイド依頼したと教えて貰った。(ガイド料約1万円)
その為、ミニバス?と思ったが、入国すると早速、白タクに呼び止められた。しかし、値段交渉の最中にインフォメ−ション
に気付き、大型タクシーを手配。 2000ル−ブル(約5,000円)※白タクは3000ル−ブル
ホテルまでは約40分、ハイウエイー道路をかなりのスピ−ドで走り、街近くになると渋滞もひどく通行止めの道もあった。
豪華なイルク−ツク駅舎・列車
⇒4月18日モスクワ着
ウラジオトスク〜イルク−ツク間の列車の旅、そして、イル−ク−ツク2泊も無事終了。
線路沿いの野焼き跡
駅の直ぐ傍に、寺院と街並
※参考資料
神奈川から途中下車なしで、モスクワ直行旅行中のOさんは、東京の小さな旅行社で全て手配された。
航空券は、成田から往路2万5千円、復路2万8千円で購入できたとのこと。
又、ウラジオトスクで急遽送迎ガイド依頼した。(約、1万円)。
旅行行程・ホテル
等が記載されている
写真OK?に、微笑みで
街のインフォメ−ションもオ−プンしたばかり!!
バイカル湖行きバスを聞くと、自分のカメラを持ち出し、記念にと一緒にパチリ
イルク−ツクは古い木造建築も残る街
食堂車に渡る通路は凍てつき、滑る!!
車両間の通路
湯沸かし器
アツアツのお湯が!
乗客乗り降りも多いチタ
春を迎える! 野焼き風景
旅の企画に当たり、ガイドを断り、航空券・ビザを個人で取るとなると、その分、 ビザやバウチャ−などにミスがあった
場合は、全てこちらの責任?そう考えると、旅行社から届く書類には、慎重にチェックする必要にせまられた。
出発3週間前、漸く、ビザ申請に必要な、ロシアからの「受け入れ確認書・バウチャ−」が届いた。
大阪の領事館にビザ申請の為書類を作成し、『バウチャ−』に一字一句間違いがないか点検することにした。
ロシア語は英字と似ている文字もあるが,記号のようなスキル文字で苦労した。
その中で、一点夫婦なのに、性別が男女同じスペル?になっていることに気付いた。ロシアでは有る程度の年齢に
なると、全て中性扱いと成る?と、一瞬思ったが、スマフォーの翻訳機能で調べている内にミスが判明した。
翌朝、日本の旅行社にバウチャ−に、「性別ミス」が有ることを連絡。しかし、担当者は病気で休暇中。
翌日は土曜、ロシアの旅行社への連絡は不可。「新しいバウチャ−は、月曜日以降に届く。」 との返事だった。
しかし、流石に担当者も慌てたのだろう。月曜早々に電話があり、「鉄道のチケットの性別は、今から書き直しは
出来ないが、大丈夫だろう。」との返事だった。旅行中の不安材料を失くすよう、「性別記載の間違いがある」
と、一筆書き添えて貰い、漸く、訂正した『バウチャ−』を送ってもらう事が出来た。
性別の記入ミスは、日本の旅行社が、「tomomi」と入力する時に、「Mrs」と勘違いされた、単純ミスだった。
それでも、もし、現地で、これらのことを指摘されたとしたら?言葉の障害もあり、どんなに慌て戸惑ったことだろう。
そして、出発1週間前、ようやくビザを手にすることができた。
ビザ申請⇒2週間後に受け取りの場合は、手数料無料になるのもさることながら、もし、また、バウチャ−、
ビザに、 間違いがあったら?と、思うと、無事取得でき一安心だった。
@日本の(東京)ロシア専門旅行社に旅行見積りを依頼⇒ホテル・鉄道等の日程・行程決定。
A旅程が決まれば、申込金の支払い。⇒旅行社は日程表を付けて現地旅行会社に予約を開始。
B現地の旅行社の返事をもとに、旅行会社はバウチャ−・最終日程表・残金請求書を作成。
C最終日程表・請求書・バウチャ−(個人でビザ取得者)・現地旅行会社からの予約確認書」が送られてくる。
C予約確認書が届いたら、バウチャ−に書かれているサ−ビス内容にミスがないか確認し⇒領事館にてビザ申請
Dビザ取得時は、氏名・日程などミスが無いか要チェック。
2015・4.月9日〜4月23日
トイレ兼洗面所
大河の氷が盛り上がり 拡がる
Eエロフェイ・パ−ブロヴィッチ:4・12日15:36(22:36)(ヘロゴロスク〜754km)
外気温 -15°C 指先がかじかむ 夕食シチュ−・ビ−ル・牧場・今まで家の前の囲いに動物見えなかったが、
牛、馬の姿も・・・。
停車中の風景
駅舎を出ると、直ぐそこはもう街
Dベロゴロスク:4月11日10:57(2:49)(ブレヤ〜164km)
この駅〜南西の方向に支線が延び、その終点が中国との境を流れるアム−ル川沿岸の街、ブラゴヴェシチェンスクである。
Cブレヤ:4月11日 7:30【0:32】・・・ここから日付11日に変わる。(ハバロスク〜494km)
ブレヤ川の岸に位置する町で、かっては大金鉱地帯の中心地。雪が所々に。
金角湾にある黄金橋
前篇
9458km
蛇行して流れる氷の川
現地旅行社発行のバウチャー・旅行引き受け書
ー始めにー
男性
川の氷上で魚釣りする人たち
ーウラジオトスク⇒イルク−ツク間の 停車駅周辺下車時の観光・(ロシア時間ー
機内食サンドイッチ
ウラジオトスク駅
近代的な建物 イルク−ツクホテル
対岸には・イルク−ツク駅と長い列車が
前半の終点・イルク−ツク到着
支払いはインフォメ−ションで
線路沿いに見える風景は凍土?
9458km
Aウスリースク4月10日14:06(6:03)(出発地〜112km)
ウラジオトスク発車後2時間走り、2駅目の停車駅になり15分間停車する。ここからは、支線が、中国のハルピン
行き、北朝鮮のピョンヤン行きの列車が走る。白樺並木・の焼き跡が目立つ。
ランチタイム
332号モスクワ行き
ーシベリア鉄道・ロシア号についてー
@ウラジオトスク発1号車⇒6泊7日を隔日運転(モスクワ発2号車⇒7泊8日隔日運航)
Aロシア号1車両:1等2名コンパ−トメント18名・2等4名コンパ−トメント36名、14〜16車両で運転
B車両ごとに、男女ペア−の車掌が乗務し、乗車時、停車時の人数点検、掃除等を担う。
C列車は、氷点下50°Cの極寒の中でも、部屋の温度は20°に保たれている。暖房は石炭を焚き、
停車駅で石炭補給作業が見られた。(イルク−ツク⇒モスクワ間に温度表示計が破損していたので温度不明!)
Dトイレは垂れ流しらしく、従って、列車停車中は鍵がかけられ使用不可。しかし、一度、停車中に、トイレらしき場所?
で、バキュ−ムカ−で作業する様子が見られ、臭いもあり?
E主力は交流電化方式で、途中機関車は、直流3000V⇔交流2万5000Vの交換が何度かあり。また、
機関車交換時だけでなく、停車中には連結状況を?点検する様子が見られた。
F駅の時間表示は、全てモスクワ時間。停車時間が1〜2分間の時は、乗客の乗り降り?だけで、ホ−ムに
降りることは出来ない。15分〜長い時で38分間の停車時間(機関車交換・荷物の積み下ろしなど?)の時は
夜中以外は、可能な限りホ−ムに降りて外の空気を味わった。
ウラジオトスクの街
無事到着・乾杯
遅い到着にも関わらず
ニコヤカに応対
20時、無事ホテルチェック・イン
チェックイン時、4人全員の名前が記載されたバウチャ−1枚提出のみでOK。パスポ−ト・出国カ−ド返却有り。
※出国カ−ドは(ウラジオトスクは自動印字される空港)、入国時に、既に印字された用紙が用意されており、
以後、ホテルで宿泊する度に提示し、返却してもらうこと。最終的にロシア出国時に不可欠な大切なカ−ドである。
4月9日:シベリア航空・JAL共同運航
伊丹8:00発⇒成田9:20着)成田発15:40発
⇒ウラジオトスク着19:20
4月23日:フィンランド航空
サンクトペトルブルグ発11:55発⇒ヘルシンキ13:10着17:20発⇒4月24日関空着
ハンマ−で
コツコツ叩き点検作業
ウラジオトスク港・タ−ミナルビル・金角湾を跨ぐ黄金嬌
4月 9日…ウラジオトスク1泊
4月10日ウラジオトスク11:02発⇒10・11・12日車中泊⇒4月13日イルク−ツク6:24着…イルク−ツク2泊
4月15日イルク−ツク6:47発⇒15・16・17日車中泊⇒4月18日モスクワ6:01着…モスクワ泊3泊
4月20日モスクワ13:30発⇒サンクトペトルブルグ着17:40着・・・サンクトペトルブルグ3泊
次は、モスク目指して!!
白樺並木の根っこも野焼き跡
(ウラジオトスク〜イルク−ツク)
ウラジオトスク駅
唯一開いていた食堂も閑散として
駅の売店
スマフォ−の写真
鉄道駅の裏手にある船タ−ミナル
ホテルは5Fの屋上からも
出入りOK!!
屋上入口
電化方式
交流2万5000V⇔直流3000Vに変わる
機関車も交換
Fチタ 4月13日 15:15(8:11)人口34万人。
1920年対ソ干渉戦争による混乱の際には日本軍とソビエト政府の直接対決を避けるために生まれた
緩衝国だった。中国との貿易路の中心地。-15°C、道沿いには雪はなし。多分凍土らしき畑?
機関車交換。駅前で教会の写真写す。とても大きな綺麗な街だった。
8時40分出発後、-12°C,シルカ川凍っている。Sirka駅有り。川の上で魚釣り風景・車・馬・牧場の囲い。
10時30 -2°C 太陽は燦々と照る中、線路沿いに流れる川は氷の世界。道路・車が走る様子は見えないが
ここも、氷の上に車がポツンと。
ウラジオロスク〜モスクワへ直行する、今回の旅で唯一日本からの旅行者、神奈川からのOさんが来室。
1回目はツア−でウラジオトスクからハバロスクに乗車。2回目はハバロスクから、次はロシア旅行ツア−だった。
汽車が好きで、特に、機関車交換時は先頭まで走って、少年のようにキラキラ目を輝かせていたのが印象的。
今回4回目にして初めて全線を通して乗るのだと言う。
シベリア旅行の予約は小さな旅行社で依頼され、航空券は、成田から往路2万5千円、復路2万8千円で購入。
メル友に会う目的もあり、モスクワで3泊後帰国予定。ウラジオトスクではホテル送迎に急遽ガイドさん(9、400円)
依頼したとの事。「4回目なのに?」と、問うと、ウラジオトスクだけでなく、どこも、来るたびに随分変わっている。
初めて来た時、ウラジオトスクの入国審査は吹きさらしの中で長時間待たされたという。
日本の旅行社作成バウチャー
ロシア号
長閑な山里風景
機関車332⇒152に交換
Gヒロク・4月13日20:10(13:11)
小さな街。駅も変化少ない。ここから3時間走り、モスクワとの時差5時間となる。
カメラ撮影で
牡丹雪が!!
ー旅の事前準備と個人手配旅行の流れー
機関車点検・車掌さん・タバコ休憩
バイカル湖遊覧船は休眠中
強風の中、一隻の氷上船が走っていました
食堂車・客室は暖房完備も、車両間の通路は寒く
ガタゴト揺れの中、よろけながら食堂車へ歩く!!
ウエルカムサ−ビス
ヨ−グルト・クッキ−・ビスケット
@ウラジオトスク 4月10日11:02発(モスクワ時間4:02・時差7時間)・シベリア鉄道東の起点・9259km
ロシア号東端の始発駅。乗車後直ぐに、おやつ・水を配ってくれる。お昼 ご飯・パンを配ってくれる。
下見のため駅舎に入ると、先ず小さなバッグでも荷物コントロ−ルでチェックを受けた。広い構内をウロウロ探検しながら
気付いたのだが、ホ−ムにはあちこちに出入り口があり、荷物チェックを受けずに出入り可能で、厳重チェックと言いながら
も、何処かチグハグな面も見られ面白かった。列車に乗る段には一車両ごとに車掌さんがチケットチェックを受ける。
9:50チェックアウト、レセプションにて、「到着通知」受け取る。
2、4月10日・ウラジオトスク11:02分発⇒4月13日・イルク−ツクAM6:24着の予定、
いよいよ、3泊4日の鉄道の旅の始まりだ。
昨夜は、遅い到着だったこともあり、早めに朝食を済ませ、ウラジオトスク駅周辺まで歩くことにした。
空気は心地よい冷たさ。ウラジオトスク空港近くでは雪もちらほら残る殺伐とした風景だったが、街には高層ビルが
並び、日本海沿岸に位置しており、又、丘陵地帯にあるので坂道が多い。
ホテルは1Fの玄関、屋上からも車道、駐車場に通じると言う具合に、かなり急な傾斜の中に建っていた。
坂道を上り、そして、今度は駅に向かって下って行く。鉄道駅の直ぐ裏側はウラジオトスク港。客船タ−ミナル、
金角湾、黄金橋などが見渡せる。
坂の多い街
春近し!!
氷と海水の境界線が見え
手前側は、氷も解けていました
氷の上で餌を?ついばむ水鳥達